Since
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1995
1995
微量要素
微量要素
有機JAS別表1適合資材
有機JAS別表1適合資材
About us
ご挨拶
3種類の微量要素を輸入して農業用に販売しております。微量要素に対して日本は後進国で、アメリカは品質向上、収量増収に鉄、亜鉛等を積極的に使用した農業を営んでおります。
微量要素は、土壌条件、他の物質との拮抗作用で欠乏、不活性になり、作物の生育に悪影響を与えます。連作障害は微量要素欠乏といえます。同じ作物を連続して栽培すると作物が同じ微量要素を収奪して欠乏し、生育に障害を与えます。特にハウス栽培は自然からの供給がなく、人為的に供給しなければなりません。
ハウスは蒸れるので、殺菌剤(特に有機銅剤)を施用しますが、銅が土壌中に過剰になりますと鉄のはたらきが抑えられます。そのために植物に生育不良、黄化症が発生します。有機銅剤の散布前後にキレート鉄を散布して銅過剰による鉄欠乏を防止できます。
その他の微量要素を施用することで収量増収、品質向上が大いに望めます。質問等がありましたらご連絡ください。
Products
キレート鉄(鉄補給剤)
キレート鉄(鉄補給剤)
アイアンⒶトレースグリーン
アイアンⒶトレースグリーン
鉄 :4.8%イオウ:1.4%
[容量:1箱10LX2]葉面散布・土壌施用
アイアンⒶトレースグリーンはリグニンスルフォン酸をキレートにした鉄補給剤です。リグニンは有機JAS別表1適合資材であり、有機農業に適用されます。リグニンは植物に一番安全でキレート力が強く、農薬・肥料との混合ができ、農作業が軽減されます。
鉄はチッソの吸収をスムーズにし、葉緑素を形成し酵素の働きを活発にし、健全な植物を育てあげます。
●鉄の欠乏症状
黄化症、生育の遅れ、花の色がうすくなる、元気
がなくなる。
●鉄が欠乏(不足)する原因
リン酸肥料の過剰施用、アルカリ土壌、マンガン、
銅の過剰。
おすすめ
ハウス:農薬(特に有機銅剤)の副反応の軽減
鉄は銅の過剰で不活性になり、植物が黄化になったり
生育不良となります。アイアントレースグリーンを有
機銅剤の使用前か後に散布してください。鉄欠乏が解
消されて生育がスムーズになります。
育苗:幼苗から移植がスムーズに
野菜の幼苗時にアイアントレースグリーンを数回散布
すると生育が進み根張りが促進され移植がスムーズに
なります。
キレート亜鉛
キレート亜鉛
ジンクトレースグリーン
ジンクトレースグリーン
亜 鉛:3.5%
イオウ:2.0%
[容量:20L]葉面散布・土壌施用
ジンクトレースグリーンはリグニンスルフォン酸をキレートにした亜鉛補給剤です。リグニンは有機JAS別表1適合資材であり、有機農業に適用されます。リグニンはキレート力が強く、農薬・肥料との混合ができ、農作業が軽減されます。
亜鉛は、植物生長ホルモンのインドール酢酸の生体内合成に必要とされ、植物生育促進の効果があります。特にリン酸過剰による亜鉛の不活性化、低温、高温が続くと亜鉛吸収が衰え、生育がスムーズになされません。亜鉛を効果的に散布することで生育が旺盛になります。
亜鉛のはたらき
生長ホルモンのはたらきを活発にし、実花を大きくする。
●亜鉛の欠乏症状
ロゼット(矮小)、班葉、小葉、黄化。
●亜鉛の欠乏(不足)の原因
アルカリ土壌、リン酸肥料の過剰。
おすすめ
稲:苗づくり
育苗(幼苗)時にジンクトレースグリーンを数回散布して亜鉛を補給してください。健全な苗で収量増収につながります。
ブドウ:玉伸び
花芽出蕾から数回葉面散布してください。果実が増え、果実が大きくなります。
葉面散布 土壌施用
微量要素欠乏 500倍 250倍
健全育成・生育促進 1000倍 500倍
キレート総合微量要素
キレート総合微量要素
マルチトレースグリーン
マルチトレースグリーン
[容量:1箱10LX2]葉面散布・土壌施用
鉄 :1.53%
マンガン:0.68%
亜鉛:0.68%
銅 :0.26%
イオウ:1.58%
マルチトレースグリーンはリグニンスルフォン酸でキレートされた4つの微量要素、鉄、マンガン、亜鉛、銅を配合した微量要素です。リグニンは有機JAS別表1適合資材であり、有機農業に適用されます。リグニンは植物に一番安全でキレート力が強く、農薬・肥料との混合ができ、農作業が軽減されます。
鉄のはたらき:鉄はチッソの吸収をスムーズにし、葉緑素を形成し酵素の働きを活発にします。
●鉄の欠乏症状
黄化症、生育の遅れ、花の色がうすくなる、元気がなくなる。
●鉄が欠乏(不足)する原因
リン酸肥料の過剰施用、アルカリ土壌、マンガン、銅の過剰。
マンガンのはたらき:主に葉に存在し酸化還元の役割を
します。鉄を活性化し、葉緑素の形成を促進します。
●マンガンの欠乏症状
黄化症(古い葉に現れやすい)
●マンガンの欠乏(不足)する原因
アルカリ土壌で発生しやすい。
銅のはたらき:
酸化還元をする酵素のはたらきを活性化する。
●銅の欠乏症状
光合成に関与しているので生育が悪くなる。
若葉が濃緑で次第にクロロシスとなる。
●銅の欠乏(不足)の原因
有機物含有量が増すと、銅が土壌へ固定し、欠乏する。
亜鉛のはたらき:
生長ホルモンのはたらきを活発にし、実花を大きくする。
●亜鉛の欠乏症状
ロゼット(矮小)、班葉、小葉、黄化。
●亜鉛の欠乏(不足)の原因
アルカリ土壌、リン酸肥料の過剰。
おすすめ
花:菊 茎を堅固に色鮮やかに
マルチトレースグリーンは30年以上前から沖縄県で菊の生産に使われています。色を鮮やかにし、日持ちも増進します。他の花にも同様の効果を発揮します。
微量要素の補給
植物の収奪による欠乏、土壌条件の変化、農薬等の影響で不活性します。定期的に補給して健全な作物づくりができます。
Chealate
キレートとは
土壌条件等で左右されることなく、微量要素を植物に有効に吸収させるために考えられたのがキレート化された微量要素です。キレートとはギリシャ語で「カニのはさみ」を意味し、金属イオンの性質を失わせ、中性にして他の物質と結合(化合)しないようにしたものです。
植物に有効なキレート剤として次の4つの条件が必要です。
1)キレートされた微量要素が植物体内にとりこまれること
2)キレート部分が植物体に対して毒性をもたないこと
3)キレート部分が細胞外に排出される分子であること
4)キレートが土壌中で安定していること
微量要素をキレート化することのメリット
①微量要素の単体に比べて少ない施肥で済む。
②他の栄養素を不活性にしない。
③土壌条件に左右されることなく栄養分を補給できる。
キレート剤の種類
●天然キレート
・リグニンスルフォン酸
・クエン酸
・その他
●合成キレート
・E.D.T.A.(エチレンジアミン四酢酸)
・H.E.D.T.A.(ヒドロキシエチレンジアミン三酢酸)
・その他
リグニンスルフォン酸が
キレート剤として最適
キレート剤として植物に安全なのがリグニンスルフォン酸です。リグニンはあらゆる植物体の細胞に存在して細胞と細胞を接着、強化し植物を健全に育てる役割をする物質です。リグニンは土壌中でも容易に分解されることなく、2~3年間は安定した状態で土壌中に存在し、植物に栄養分を補給します。